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「カードローンの返済が苦しい。」「カードローンを数件借りていて新しカードローン審査に通らない。」という方にカードローンを返済するコツを紹介していきます。今回は「家族所有の不動産があれば不動産担保ローンに借り換える」について解説します。
不動産担保ローンとは?
不動産担保ローンとは
マンション、土地、戸建、店舗、ビルなどの不動産を担保にしたローンのこと
を意味します。
不動産担保ローンの大きな特徴は
- 担保があるからカードローンよりも低金利
- 最長35年(420か月)という長期の返済にできるので毎月の返済負担が軽減できる
- 資金使途は自由(事業性資金を除く)
という特徴があるため
カードローンの借り換えによって、大幅に返済負担を減らせる可能性があるローンなのです。
例えば
2016年11月1日現在
金利 年率 0.80%~8.60%
となっています。上限金利でも8.60%とカードローンと比較してかなり低金利になっているのです。
借り換え効果のケーススタディー
現在借入
- カードローン:50万円
- 金利:15.0%
- 返済期間:5年
から
東京スター銀行の不動産担保ローン
- 金利:8.6%
- 返済期間:5年
に借り換えた場合
毎月のご返済額 11894円 → 10282円
1年間のご返済額 142728円 → 123384円
ご返済総額 713640円 → 616920円
借り換えメリット総額 96720円
と約10万円も返済負担が小さくなるのです。
「えっ、でも私担保になる不動産持っていないけど・・・」
不動産担保ローンは担保になる不動産がなければ利用できません。
しかし、本人が所有していない不動産でも、配偶者、実父母、実兄弟姉妹の所有する不動産であれば担保設定が可能なのです。
カードローンの返済が厳しい場合に、親や兄弟が不動産を所有していれば頼みこんで担保設定してもらうことで、不動産担保ローンが利用できるのです。
注意事項としては、返済が滞ってしまえば、担保である不動産は売却されて返済に充てられてしまうので、そのリスクについては不動産を担保として提供してくれる方に話しておく必要があります。
カードローン返済の方法
- 担保になる不動産があるか確認する(家族に頼む)
- 不動産担保ローンを借りる
- 借りたお金でカードローンを完済する
カードローン返済の効果
金利が5~10%低金利に
カードローン50万円の借り換えで10万円の返済額削減効果
カードローン返済を実行する上での注意点
返済できなければ担保の不動産は売却されてしまう
不動産担保ローンは不動産を担保とするローンですから、返済が滞ってしまえば、金融機関は不動産を売却して返済に充てることになります。
自分が所有している不動産ならまだしも、家族の不動産を担保設定した場合にはこの事態は避けなければなりません。
責任を持って返済する必要があるのです。
まとめ
不動産担保ローンは上限金利がカードローンよりも5%~10%ほど低金利のローンです。カードローンの返済に苦慮しているのであれば、不動産担保ローンに借り換えるという方法も選択肢の一つなのです。
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