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「カードローンの返済が苦しい。」「カードローンを数件借りていて新しカードローン審査に通らない。」という方にカードローンを返済するコツを紹介していきます。今回は「住宅ローン借り換えで毎月の住宅ローン返済額を節約する」 について解説します。
住宅ローン借り換えとは?
高い金利で借りていた住宅ローンを低い金利の住宅ローンに借り換えること
を言います。仕組み的にはカードローンの借り換えと全く同じです。
- 住宅ローンA社:金利1.5%で3000万円の借入
- 住宅ローンB社:金利1.0%で3000万円の借入
- 住宅ローンA社に完済
という流れで、債務が住宅ローンA社から住宅ローンB社に移行し、金利が1.5%から1.0%に低下するんどエス。
住宅ローン金利に影響がある長期金利はここ10年で大幅に低下しています。
つまり、5年前、10年前に住宅ローンを借りている方は、ほぼ9割以上の方が今の金利の住宅ローンに借り換えれば、金利が下がり、返済額を軽減することになります。
例:借入残高2000万円、残りの返済期間25年、金利2.0%から1.0%へ借り換え
- 現在の総返済額:25,431,142円
- 借り換え後の総返済額:22,612,189円
- 借り換えに伴う諸費用:-604,000円
諸費用を含めたメリット:2,214,953円
と200万円以上も総返済額が安くなるのです。
毎月の返済額は
- 現在の毎月返済額:84,770円
- 借り換え後の毎月返済額:75,374円
毎月の返済額の軽減額:9,696円
です。
約1万円ほど毎月の住宅ローン返済額が借り換えによって余裕ができることになります。
つまり、この住宅ローン借り換えで浮いた金額をカードローン返済に回すことができるのです。
カードローン返済の方法
- 住宅ローンの現在借入中の金利を確認する
- 借り換え可能な住宅ローンの金利を確認する
- シミュレーションした上で借り換えメリットがあるなら借り換えをする
- 住宅ローン借り換えで浮いた住宅ローン返済分をカードローン返済に充てる
カードローン返済の効果
月5,000円~30,000円以上の節約
カードローン返済を実行する上での注意点
同じ金利タイプで借り換える
住宅ローンには金利タイプというものがあります。
- 固定金利:金利が一定
- 変動金利:金利が景気に連動して変動
します。
2016年現在は不景気ですので、変動金利も低金利なのですが景気が良くなれば金利は上昇します。
初期設定では、金利上昇リスクがある変動金利の方が固定金利よりも低金利に設定されているのです。
固定金利から変動金利への借り換えでは、金利が大幅に低下するので借り換えメリットが大きいのですが、それに伴い金利上昇リスクも発生してしまうので注意が必要です。現在借入中の住宅ローンと同じ金利タイプへの借り換えをおすすめします。
まとめ
住宅ローンの借り換えによって、毎月の返済額が軽減できれば、浮いた分をカードローンの返済に回すことができます。カードローンの方が10倍以上金利が高いので、住宅ローンよりもカードローンの早期返済を重視すべきなのです。
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