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18歳、19歳のカードローン審査はどうなっているのでしょうか?また、お金が必要なときはどうすれば良いのでしょうか?
カードローン審査は18歳、19歳では通らない
基本的に一般的なカードローンは18歳、19歳では利用することができません。
アコムの場合
三菱UFJ銀行カードローンの場合
と「満20歳以上」というのがカードローン利用の条件なのです。これはどのカードローンでも同じです。
逆に「18歳、19歳でも借りられるよ。」というカードローンは闇金業者の可能性が高く利用してはいけません。
18歳、19歳では、カードローン審査に通ることはない、というかその以前に申込み条件をクリアできないのです。
なぜ、18歳、19歳は一律でカードローンが利用できないのか?
民法第五条
「未成年者が法定代理人たる親権者や後見人の同意を得ずに結んだ(社会)契約は取消すことが可能となる」
という法律があるからです。
18歳にカードローン会社が親の同意なくお金を貸しても、その契約は取り消すことができるという法律なのです。お金を貸したのにそれをなかったことにされるリスクがあるので「未成年には貸さない」というのがカードローン会社の共通の考え方となっているのです。
では、18歳、19歳で一時的にお金が必要なときはどうすれば良いのでしょうか?
方法1.クレジットカードのキャッシングを利用する
クレジットカードには
- ショッピング利用
- キャッシング利用
の2つの利用方法があります。
ショッピング利用
店舗での買い物やインターネットショッピングでクレジットカードを使い、支払いを完了させるものです。利用した金額は翌月、または翌々月に登録している銀行口座から引き落とされることになります。
キャッシング利用
コンビニATMなどを利用して現金を引き出す方法です。キャッシングの返済方法は一括払いも選ぶことができますが、カードローンと同様にリボ払いも選ぶことができます。リボ払い手数料(利息)は15.0%に設定されていることが多く、カードローンの金利とほぼ同じです。
18歳、19歳で安定した収入があるのであれば、クレジットカードのキャッシングを利用するのが一番簡単でかつ安全な方法と言えるでしょう。
定職に就いて継続した安定収入のある未成年の社会人であれば年収に応じたキャッシング枠をもらえるのです。
無職の場合やカード会社によっては、クレジットカードは作れても、ショッピング枠のみでキャッシング枠がもらえないケースがあります。
クレジットカードのキャッシングを利用するメリット
親にばれても言い訳可能!
クレジットカード会社は大手なので、ウェブ明細にしておけば自宅に郵送物が届くことはないのですが、万が一届いたとしてもクレジットカード利用明細であることに変わりはなく、大手のカード会社であれば、親にいらぬ心配をかけるリスクもありません。
18歳、19歳は審査は通りやすい
クレジットカード会社は若者を重要なターゲットに設定しています。若い時期に利用してくれれば、何年も継続的にそのカードを利用してくれる可能性が高いからです。そのため、安定した収入がバイト収入で少額だとしても、比較的審査に甘く、簡単に発行することができるのです。
クレジットカードのキャッシングを利用するデメリット
高額なキャッシング枠の設定は期待できない
基本的に18歳、19歳でクレジットカードを作る場合のキャッシング枠ははじめは10万円程度と考えましょう。利用しているうちにクレジットヒストリーが貯まってくれば、増額してくれる可能性もありますが、いきなり高額の借入は難しいということを覚えておきましょう。
方法2.学生ローンを利用する
学生ローンの中には、未成年にも融資を行っている会社がいくつか存在します。
年齢 | 条件 | 年率 | |
---|---|---|---|
アイシーローン | 18歳以上の学生 | 首都圏在住、在学 | 10.0%~20.0% |
フレンド田(DEN) | 18歳以上の学生 | 安定した収入が必要 | 17.00% |
などです。
大手の学生ローン業者、イー・キャンパス、アミーゴ、キャンパスなどの大手の学生ローン者は未成年への貸し付けを行っておりません。これはカードローン会社が未成年に融資をしないのと同じ理由です。
学生ローンを利用するメリット
クレジットカードのキャッシング枠よりは高額を借りられる可能性がある
前述したアイシーローンであれば、最高50万円までの借入kが可能になっています。これはクレジットカードのキャッシング枠よりも大きい枠と言えます。
ただし、総量規制はあるので年収の3分の1以上は借りられません。
学生ローンを利用するデメリット
怪しい会社も多い
前述した通りで、カードローン会社も、大手の学生ローン業者も、未成年者への融資は行っていません。学生ローンの中でも、中小の小さい業者のみが18歳、19歳向けの融資を行っているのです。
当然、規模の小さいローン業者というのは、違法業者、闇金業者の可能性も高くなってしまうのです。あまり、おすすめできない選択肢と言えます。
方法3.親・親戚に借りる
基本的には未成年の間は、お金は借りないというのも一つの方法です。
どうしても必要な場合は、家族や親せき、兄弟に借りると良いでしょう。そこで断られる理由でお金が必要という場合は、それほど重要なお金ではないのです。
方法4.稼ぐ
- アルバイトを増やす
- クラウドワークスやランサーズなどでお小遣い稼ぎをする
・・・
なんでも良いのですが、学生であればお金を稼ぐことは比較的簡単にできます。借りるのではなく、稼いでから使うということも、当たり前のことですが検討すべきことなのです。
まとめ
カードローンでは18歳、19歳の未成年は借りることができない
それでもお金が必要な場合は
- クレジットカードを作る
- 未成年利用可能な学生ローンを利用する
- 親や親せき、兄弟から借りる
- バイトを増やすなど稼ぐことを重視して借りない
という選択肢があります。
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