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カードローンにも、審査が通りやすい時期というものが存在しています。これは本当なのでしょうか?

カードローンは3月、9月の審査は通りやすい理由

カードローンを提供している金融機関は、上場している大企業がほとんどです。

アコム、アイフル、プロミス・・・
新生銀行、楽天銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行・・・

とすべて大手の上場企業です。大手企業以外の中小の金融機関であっても、上場している大手企業グループの傘下のグループ会社ということも珍しくありません。

上場企業というのは、株式市場で資金調達をしていることを意味します。株式投資をする投資家から資金を集めて、それを原資として経営をしているのです。

上場企業は、一般の投資家から資金を調達しているために、決まったタイミングで経営状況を報告しなければなりません。「決算短信」「有価証券報告書」「決算プレゼンテーション資料」など様々な種類の報告書がありますが、上場企業の投資家に対する説明責任なのです。

この経営状況の報告の良し悪しで株価が変動するのです。

株価が変動することがカードローン審査に何の関係があるの?と思う方がほとんどだと思いますが、企業の価値というのは株価×株式発行数で決まります。この掛け算で企業の価値「時価総額」が決まってくるのです。

あなたの会社の価値は500億円ですよ。ということになれば、その資産価値を担保に銀行から借り入れをすることが可能になります。しかし、株価が20%下がってしまえば、企業の時価総額は400億円に下がってしまうことになり、銀行からの融資を受ける担保が減ってしまうことになるのです。最悪の場合、融資を受けらない状況にもなりかねないのです。

上場企業はこのような状況を回避するために、1年に一回の決算発表では、計画以上に売上を伸ばした、利益を伸ばした、顧客を伸ばした・・・という発表をしようとするのです。

カードローン提供会社も例外ではない決算発表

上場している企業、上場している親会社を持つグループ企業にとっては、カードローンを提供している金融機関であっても、この状況は変わりません。

決算月というのは4月~3月であることがほとんどなのですが、最後の3月には1年の目標に達していなければ、なんとかして顧客を増やそうという企業努力が行われることになります。3月になると、銀行やクレジットカード、カードローンなどが一斉に「○○キャンペーン」を行って、顧客獲得に積極的になるのはこれが理由なのです。

「金融機関が決算発表のために3か月の駆け込みで審査を甘くした。」

なんてことは口が裂けても言えませんし、公表されることも絶対ありません。

しかし、実際には「顧客を増やす一番簡単な方法」が審査基準を緩めることなので、誰にもわからない審査ノウハウのところを調整することは業界では往々にして行われているのです。

「3月に顧客が増えても、すぐに売上にはつながらないんじゃないの?」

と思う方もいるかと思いますが、伸びていくグラフが描ければ、それで株価は維持できるのです。

「売上は落ち込んでいますが、契約者数は3月にかけて上昇傾向にあるので、これからさらに伸びますよ。」

ということが言えれば株価は維持される可能性が高いのです。

だからこそ、決算発表の最後の月である3月、もしくはその手前の2月にはカードローン審査が通りやすくなる可能性が高いのです。

上場企業でなくても、出資者がいて、1年間の年度計画があるため、同じように3月に力を入れるところは多くなるのです。

決算月の3月の次に重要な半期の9月

基本的に上場している企業は

  • 4月~3月の1年分の数字を締めるのが本決算
  • 4月~9月の半年分(半期)の数字を締めるのが中間決算

です。

同じタイミングで決算発表も行われるので、中間決算の最後の月である9月も、3月に次いで重要な月となってくるのです。

企業は決算月を自由に設定することができるため、必ず4月~3月で1年間の事業年度というわけではありませんが、約7割の会社は3月決算に設定しています。大手企業になればなるほど、3月決算に合わせている企業が多いのです。

まとめ

カードローンを提供している金融機関で上場している企業の場合は、他の上場企業と同じく「3月には契約者数を伸ばさなければいけない。」宿命にあります。

そのため、すべてのカードローンでということではありませんが

  • 2月、3月にはカードローン審査が通りやすく調整されている可能性が高くなるのです。
  • 半期の9月も、中間決算のタイミングなのでカードローン審査が通りやすくなる可能性が高いのです。

カードローン審査に落ちてしまっている方は、申込みのタイミングを3月にしてみるのも、一つの方法と言えるでしょう。