目次
カードローン審査では「毎月の返済状況(入金状況)」もチェックされます。「毎月の返済状況(入金状況)」とカードローン審査の関係はどうなっているのでしょうか?
返済遅延が複数回あるとカードローン審査が通らない理由
カードローン会社が審査でチェックしているのは
貸し倒れしない人かどうか?
です。貸し倒れが起きてしまえば、それがそのままカードローン会社の損失につながっているため、それを排除するのが審査なのです。
返済遅延というのは、返済が数日遅れたけれどもきちんと支払ったということを意味しますが、いきなり連絡が取れなくなるケースなどは少なく、
- 返済遅延の頻度が増えて
- 連絡が取れなくなって
- 貸し倒れ
という順番になることが多いのです。
そのため、返済遅延が多い方は貸し倒れにつながるリスクがあるとしてカードローン審査では通らなくなってしまう可能性が高いのです。
ただし、クレジットカードのショッピング利用の引き落とし口座にたまたま現金が入っていなかったために引き落としがされず、返済が数日遅延してしまうことは誰にでも経験があるぐらい起きてしまうことです。
そのため、1年に1回程度の数日の返済遅延などは見逃されることが多いのですが、1年に2回以上の返済遅延があると徐々にカードローン審査の評価は下がっていくことになるのです。
過去の返済履歴は個人信用情報でわかってしまう
では、カードローン会社はどのようにして過去の借入の返済状況(入金状況)を知るのでしょうか?
個人信用情報に24か月分(2年分)の毎月の返済状況(入金状況)が記載されているのです。
記載方法としては、下記のような記号で最新から24か月前まで毎月印がつくのです。
$ 請求どおり(もしくは、それ以上)の入金があった
P 請求額の一部が入金された
R お客様以外から入金があった
A お客様の事情でお約束の日に入金がなかった(未入金)
B お客様の事情とは無関係の理由で入金がなかった
C 入金されていないが、その原因がわからない
– 請求もなく入金もなかった(例:クレジットの利用がない場合)
空欄 クレジット会社等から情報の更新がなかった(例:クレジットの利用がない場合)
つまり、「$」マークが24個並んでいる(左が最新で24か月分)
$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$
となっていれば、「2年間の返済遅延はない」ということになるのですが
$$$$$C$$$$$$$$$$C$$$$$$$
となっていれば、「2年間に2回、原因不明で入金がなかった」となるのです。
1年に1回であれば、許容されるケースもありますが
$$C$$C$$$$$C$C$$C$$$$$$$
というように「原因不明の入金なし」の回数が年2回を超えてくるとカードローン審査が通らなくなってしまうのです。
同じ返済遅延であっても
一部の入金があった「R」やお客様の事情でお約束の日に入金がなかった「A」などは全く連絡がなく返済が遅延している「C」よりも審査のダメージは少ないことになります。
返済遅延が複数回あるとカードローン審査が通らない場合の対策
自分で個人信用情報を確認して、問題となる返済遅延がある月が消えるまで待つ
個人信用情報というのは自分で開示請求をすることが可能です。信用情報機関で1,000円程度の費用を払うことでインターネットから見ることができます。
自分の返済遅延の状況が把握できるので「いつが問題になっているのか?」確認します。
確認したうえで問題の月が消えるまで待てば良いのです。
直近24か月分の履歴が残るので、1ヶ月経過するごとに古い情報は消えていくからです。
問題の月が消えたタイミングでカードローンに申込み直すと、返済遅延が問題でカードローン審査に通らない状況は回避できます。
返済が遅れてしまう時は前もって金融機関に伝える
前述したように無断で返済が遅延することが一番悪い審査評価につながってしまうのです。
返済が期日に対して遅れてしまうことが想定される場合には、返済遅延の理由といつ返済でき草加の目途の日時を事前にカードローン会社に伝えておくことが今後の借入審査に影響を与えるのです。
まとめ
カードローン審査では1年に複数回の返済遅延があると審査の評価は低くなり、審査に通らない可能性が高くなってしまうのです。
期日通りに返済をすることが信用につながるため、返済遅延をしないことを日ごろから心がけておくことが重要です。
カードローン口コミ