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カードローン審査の属性審査におけるスコアリングの点数は、独身かどうかによって評価は変わるのでしょうか?ここでは、カードローン審査の通りやすさと家族構成の関係について解説します。
カードローン審査とスコアリング評価の家族構成比較
属性 | 属性の重要度 | 分類 | 評価 |
---|---|---|---|
家族構成 | △ | 独身・家族(親)同居 | ◎ |
独身・同居家族無し | ○ | ||
既婚・子供有り | △ | ||
既婚・子供無し | ○ | ||
既婚・家族(親)同居・子供無し | ○ |
カードローン審査は独身の方が通りやすい
例えば、同じ30歳年収400万円の正社員男性の場合
- 独身男性
- 妻・子供2人の家族を持っている男性
を比較した場合には、独身男性の方がカードローンの審査は通りやすくなります。
なぜなら、
家族が4人いるということは
それだけ生活費が必要になります。
住まいの家賃も独身で住んでいる方より広さが必要なため高くなりますし
- 子供の教育費
- 子育て費用
- 生命保険などの保険金
- 自動車を保有していればその家賃やガソリン代
- 光熱費
- 食費
- 衣服費
- 税金
- ・・・
と当然ですが、家族がいる方は家計に対する支出額が大きくなるのです。
家計の中で必ず支払わなければならない支出額が大きければ大きいほど、自由に使えるお金は少なくなってしまうのです。
カードローン会社から見ると、返済に回せるお金が少ないと判断するのです。
結果として
独身 > 家族持ち
返済に回せる自由になるお金が多い = 審査の評価は高い
ということになってしまうのです。
同じ独身でも、親と同居している実家暮らしはさらに審査が通りやすい
今度は同じ独身男性で考えてみた場合ですが
- 親と同居:実家暮らし
- 単身
の独身男性を比較した場合では、実家暮らしの方の方が審査は通りやすいのです。
理由は
- 家賃が発生しない分、返済に回せる資金が多い
- 家族が同居していれば夜逃げなどのリスクも少なく、連絡が取りやすい
ことが挙げられるのです。
家族構成で一番審査が通りやすいのは、「実家暮らしの独身」ということになります。
高齢になると独身はマイナス評価に
独身であればすべて審査に通りやすいかというとそういうわけではありません。
普通は結婚している年齢の50歳、60歳にもなって独身というのは、逆に問題視されてしまいます。
- 守るべき家族がいないことで、しっかり働き続けるという責任が薄くなってしまうこと
- 夜逃げや連絡がつかないという状態になりやすいこと
が理由として挙げられます。
50歳以上の方の場合は、独身よりも家族持ちの方が審査の評価は高くなるのです。
まとめ
カードローンのスコアリングによる審査評価では
自由になるお金が多い人 = 返済に回せるお金が多い人
と判断されます。
そのため、収入に対する必要経費が多くなりがちな家族持ちの方よりも、実家暮らしでほとんど必要なコストがかからない独身の方の方が審査は通りやすくなるのです。
しかし、高齢の方の場合は逆に連絡がつかなくなる貸し倒れリスクが多いと判断されてしまうため、独身の方の方が審査の評価は低くなるのです。
年齢と家族構成は関連付けて審査されていることに注意が必要です。
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