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カードローン審査の属性審査におけるスコアリングの点数は、勤務先によっても大きく変わってきます。ここでは、カードローン審査の通りやすさと勤務先の関係について解説します。
カードローン審査とスコアリング評価の勤務先比較
属性 | 属性の重要度 | 分類 | 評価 |
---|---|---|---|
勤務先 | ◎ | 公務員 | ◎ |
上場企業 | ◎ | ||
大手企業(帝国データバンク掲載) | ○ | ||
中小企業 | ○ | ||
自営業 | △ | ||
アルバイト | △ | ||
無職 | × |
重要なのは帝国データバンクに掲載されている企業か?どうか?
カードローン審査では勤務先企業の規模も重要な判断指標のひとつなのですが
それ以前に民間の信用調査会社である
- 帝国データバンク
- 東京商工リサーチ
に情報が載っている企業かどうかということです。
帝国データバンクに情報が載っていれば、それだけで「本当に会社としての存在がある」ということになります。
電話での在籍確認だけでは、知り合いに頼むなどして偽装することができますが帝国データバンクに掲載されていれば、会社があることだけは間違えがないという判断になるのです。
会社経営をしていれば、おのずと帝国データバンクの方からデータ調査の依頼が来ますが、中小企業・零細企業、起業間もない企業の場合は、帝国データバンクに掲載されていないため、カードローン審査が不利になるのです。
帝国データバンクに掲載されていない企業の場合は、電話帳や住宅地図などで所在を確認するケースがあります。
カードローン審査では勤務先が実際に所在しているのか?どうか?というのが重要なのです。
帝国データバンクに掲載されていた後は、規模と業歴と経営状態
帝国データバンクには様々な情報が掲載されています。
規模を判断するものとして
- 資本金
- 社員数
業歴や信頼性を判断するものとして
- 創業
- 得意先
- 系列
経営状態を判断するものとして
- 利益
- 業種別売上ランキング
などがあります。
また、帝国データバンクは、「業歴」「資本構成」「規模」「損益」「資金現況」「経営者」「企業活力」などから100点満点で信用評価を点数化しています。
カードローン審査では、それほど厳密に勤務先企業の信用情報を審査することはありませんが、規模や業歴と経営状況などはスコアリングの対象になるケースがあるのです。ここはカードローン会社によって異なります。
安定している勤務先がスコアリング評価が高い
安定した収入があることがカードローン会社にとっては重要ですので
- 業歴が長い企業
- 規模が大きい(資本金が大きい、社員数が多い)企業
- 信用調査会社の点数が高い企業
はカードローン審査の評価が高くなります。
また、一番安定している「国」が勤務先になる公務員は一番評価が高いのです。
まとめ
勤務先の企業とカードローン審査の関係では
帝国データバンクに情報が載っている企業かどうか?
が最重要のポイントです。
帝国データバンクに情報が載ってさえいれば、審査では最低限の部分はクリアしていることになります。
帝国データバンクに情報が載っていない中小企業・零細企業の場合は審査の評価はマイナスになってしまうのです。
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