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「自分はカードローンなどを利用しておらず、審査には問題ないと思っているのですが、親が自己破産をしているので審査が通るか心配です。カードローン審査に親の自己破産は影響するのでしょうか?」という相談を受けることがあります。
ここでは、親の返済事故のカードローン審査への影響について解説します。
結論から言えば親の返済事故もカードローン審査に影響する
結論から言えば「親の返済事故もカードローン審査に影響する」のです。
なぜなら、カードローン会社は親や身内の方が債務整理などの返済事故を起こしていた場合に、自分がカードローン審査に通らないため子供に借りさせて実際にそのお金は他の返済へ回るといったことが起こりうると考えるからです。
実際にこのような方は存在するのです。
「疑わしきものは罰せよ」とばかりに上記の可能性が否定できない以上、親や兄弟などに債務整理(任意整理・自己破産・個人再生)などをしている方や61日以上の返済遅延をしている方などがいた場合にはカードローン審査に通さないことが往々にしてあるのです。
結果として、自分が個人信用情報が真っ白でも、親や兄弟が返済事故をしていたためにカードローン審査に通らないということもあるのです。
なぜ、親の個人信用情報がカードローン会社にわかるのでしょうか?
個人信用情報の原理原則では
申し込みした人の情報しかわからないことになっています。
親や兄弟であっても、親や兄弟の名前をカードローンの申し込みフォームで記載する部分がない以上、カードローン会社にはわからないはずなのです。
カードローン会社は個人信用情報を住所でも検索をかける
カードローン会社は個人信用情報を照会するときに「申込者の名前」で検索するだけでなく、「申込者の住所」でも検索をかけるのです。
そのときに、同じ住所でかつ名字が同じであれば、家族の可能性が高いとあたりをつけることになります。
この家族の可能性が高い方の返済状況を調べるのです。
親が返済事故をしていても、カードローン審査に通りたい場合の対策
前述した通りで、カードローン会社は親の返済事故の有無を調べるために
- 同じ住所
- 同じ名字
で個人信用情報を検索しているにすぎません。
つまり、カードローンを借りる前に同居している返済事故をした親と住所を変えてしまえばカードローン会社は親の返済事故の情報を入手することはできないのです。
この場合は申込者本人の情報だけで審査が行われるので、親の返済事故に影響されずにカードローン審査が受けられることになります。
まとめ
親や家族の
- 債務整理(任意整理・自己破産・個人再生)
- 61日以上の返済遅延
- 多重債務
などの借入状況も、申込者本人のカードローン審査に影響があるのです。
影響を受けないためには、返済事故を起こしている親や家族と住所を変えてからカードローンに申込む必要があるのです。
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