おまとめローンを比較するときのチェックポイントとカードローンを比較するときのチェックポイントは異なります。今回はおまとめローンを比較するときのチェックポイントについて解説します。
1.おまとめローンは上限金利が低金利の方が有利
おまとめローンというのは、すでに借入中のローンを1社にまとめるためのローンです。
借入中のローン金利よりも、おまとめローン金利が低ければ、利息が減り、毎月の返済負担も軽減できる効果があるのです。
ということは
できるだけ上限金利が低金利のおまとめローンを選んだ方が、返済負担や返済利息が軽減できるということになるのです。
おまとめローンも、カードローンと同じく、下限の金利が適用されることはほとんどなく、上限金利に近い金利が適用されることになるので、上限金利で比較するべきなのです。
2.限度額が借入総額よりも低ければ意味がない
他社のローン残高が400万円なのに、限度額300万円のおまとめローンに申込んだとしても、100万円借入が残ってしまいます。
これでは、審査に通ったとしても、債務の一本化ができないことになってしまいます。
また、そもそも「限度額 < 借入総額」の場合はおまとめローン審査に通らないことも少なくありません。
「限度額 > 借入総額」となるおまとめローンに申込む必要があるのです。
3.おまとめローン審査は厳しいことを理解しておく
おまとめローンは、すでに借入がある方向けのサービスですので、金融機関から見ると貸し倒れリスクの高いローンとなってしまいます。
多くの方が「銀行が提供しているおまとめローンを利用したい」と考えるのですが、銀行おまとめローンは当然審査が厳しくなってしまい、審査落ちも珍しくありません。
とくに銀行おまとめローンの場合は、申し込み条件に
- 正社員の方
- 年収200万円以上の方
というような縛りがあることも多く、はじめから申し込めない方も多くなってしまうのです。
銀行おまとめローンがダメだと、次の候補は中小規模の消費者金融しか選択肢がないのです。
闇金に手を出しては元も子もありませんので、貸金業者の免許の更新期間などをチェックの上、中小消費者金融のおまとめローンに申込む必要があります。
まとめ
おまとめローンを比較するときは
- 上限金利が低金利のおまとめローンをチェック
- 「限度額 > 借入総額」となるおまとめローンを選ぶ
- 銀行おまとめローン審査に落ちたら、中小の消費者金融おまとめローンに切りかえる
ことが重要です。
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